スピリチュアルってそもそも何のこと? ~音楽とは実態のない世界、、、からヒントを得た件について~
近年、スピリチュアルという言葉を知らない人はいない、というくらい、ポピュラーな言葉となりましたね。
ですが、スピリチュアルという言葉は知っていても、そう言えばそもそもスピリチュアルって何をもってスピリチュアルって定義しているの?
と思っている方もいるかもしれないな、、、と感じたので、書いてみようと思います。
あくまで私の目線からみたスピリチュアルという話にはなるのですが、、、
私が捉えているスピリチュアルとは?
実は私、もともとは、バキバキの現実主義者で、目に見えたものか、科学で証明されたものしか信じない、
というガチガチの石頭だったのです。
スピリチュアルと聴いて、以前は、訝しく思っていた人間でした。
それが、父が亡くなってから、愛猫が空を目で追う様になったのです。
私には見えないけれども、明らかに何かが見えていて、それをず~っと目で追っているのです。
父が亡くなる前までは、そのような素振りは見たことがなかったので、
あれ?まさか父が来ているの?
なんて愛猫に質問したりなどしていたものでした。
それから目に見えない世界に対して、興味を抱き始めたのですが、、、。
精神世界の書籍を手に取り、徐々に確信へと変わりました。
それでも、まだ何処かで、不快感を与えるのではないか?という思いが残っていて、人には話せずにいました。
その頃の私は、クラッシックギターに興味があり、自分でも習っていて、大好きなギタリストの村治佳織さんのコンサートに行ったり、
CDを沢山買って聴いていました。
その村治佳織さんが、当時、オーラの泉という番組にゲスト出演されたのです。
村治さんファンの私としては釘付けで番組を観ておりました。
そこで村治さんは、スピリチュアルには抵抗がない、
何故なら、音楽というものは目に見えないもの。楽譜にすると見えるが、、、というようなお話をされてらして、
なるほど、、、と思っていたのです。
それからたまたまだったと思うのですが、私のギターの先生が、同じことを話されたのです。
音楽とは、もともとは形のない、人の頭の中で生まれるもので、実態がもとはないけど、
楽譜に書き留めることで不可視が可視化されるけれども、それをまた楽器を通して、音という振動で人に認識されているから、
形のないものなので、何処から来たか誰も証明出来ないもの、、、というようなお話をしてくださったのです。
私は、先生のこのお話で、はっとして、ここで初めてスピリチュアル、というものの本質的な部分に触れたような気がしたのです。
そう言えば、何処からきたのかしら、、、と考えると不思議ですよね。
この話から、私にとって、スピリチュアルとは、人間にとっての本質的な事であって、全くもって、馬鹿げた話でも何でもない、
という認識に変わったのです。
よく、スピリチュアルとは、魂のエッセンス、、、とか、霊的なもの、とかというお話ならよく聞いたことがあったのですが、
私にとっては、音楽と同じ、元は実態のない存在で、物理的に認識できるものを通して、私達人間同士が確認し合えている、
という事なんだな、と思っています。
余談になりますが、ギターの調律をする際に使う音叉がありますが、これを硬いものにちょんと叩くと響く音があるのですが、
それは「ラ」の音階なんです。
その「ラ」の音階で響く音叉の音と、ギターのラの音が合うまで、弦を緩めたり締めたりして合わせるのですが、
周波数がピタっと合ったときに、共振して震えるんです。
音の世界って面白いな~と、、、初めて知った時には興奮したものです。
最近ではデジタルのもので、針の位置で合わせるのが主流になっていますが、音叉も宇宙の法則の一部なんだな~と思っているのです。
話は横道に逸れましたが、
こんな風に捉えると、スピリチュアル=目には見えないけれども確かにあるもの
という事が伝わりましたでしょうか?
そう考えると、この世にはまだまだ、目には見えないだけで、実は「在る」ものが、私達の吸っている空気中には沢山あるはずですね。
次回はこの続きで、以前私が体験した、音(音楽)の不思議体験記もご紹介しますね。
この成り立ちが理解しやすくなるかと思いますので✧
スピリチュアルって、やはり、一言では伝え切れないですね。
次回もお楽しみに。
Sora Healing Awakening Room HP